Word 文書にはページがありません
不思議に聞こえますが、本当です。Word ファイルに入っているのは、段落・表・画像のひと続きの流れだけで、ページはその流れを画面や紙にレイアウトするときに計算されます。フォントや余白を変えると、ページの境目もそれに合わせて動きます。
そのため、ファイルには「3 ページ目を削除」「2 ページ目だけ横向き」「5 ページ目を前へ移動」を記録する場所がありません。Microsoft Word に「ページを削除」ボタンがないのもそのためです。
Word でのやり方(ここでも同じです)
- ページを消すには — そのページの内容を選択して削除します。後ろの内容が上に詰まります。
- 1 ページだけ横向きにするには — セクション区切りを挿入し、そのセクションの向きを横に設定します。
- 順番を変えるには — 内容を切り取り、入れたい場所に貼り付けます。
つまり Word では「ページ」ではなく「内容」を扱います。数ページの文書なら、これがいちばんきれいな方法です。
ページ単位で作業したいなら — 「ページ整理」
スキャンを整理するように、ページごと削除・回転・並べ替えをしたいなら、文書を PDF として固定する必要があります。PDF には実際にページがあるからです。
- Word 文書を開きます。
- 上部の「ページ整理」を押します。
- 案内を読んで「PDF に変換してページ整理」を押します。
- すぐにページエディターが開きます。そこでページを削除・回転・並べ替えます。
- 「ダウンロード」を押します。5 秒のカウントダウン画面が表示されます。
- 0 になったら、もう一度「ダウンロード」を押すと、ファイルが作られて保存されます。
変換後は文字を編集できません。まだ文字を編集する必要があるなら、先に Word 文書を保存してください。元のファイルはそのまま残ります。
「PDF に変換」との違い
どちらも PDF に変換しますが、行き着く先が違います。「ページ整理」は変換した PDF をこのサイトで開き、作業を続けられるようにします。「PDF に変換」は PDF ファイルをダウンロードし、作業はそこで終わります。
どちらも文書を当社のサーバーに送って受け取ります。ボタンを押す前に画面でお知らせし、変換後はサーバーに何も残りません。
